J A 秋田しんせい管内は、県を代表する米の一大生産地。20年以上前から特に土づくり にこだわった米作りでその味わいを進化させています。
中でも鳥海山のふもと、南⻄部に位置するにかほ市は、豊富な雪解け水が注ぎ込み、米作 りに最適な環境に恵まれています。この地の「ひとめぼれ」は、日本穀物検定協会「お米の 食味ランキング」で令和 4 年度まで 5 年連続特 A 獲得とお墨付きを受けるほどで口当たり が良く、粘りのある味わいで人気を誇っています。
昨年デビューした「サキホコレ」は、県の定める栽培条件や土壌をクリアした地域の指定された生産者だけが栽培する厳格な条件で育てられ、つやつやに輝く粒感が際立ち、かむほ どにふっくらと広がる⻭応えと甘みがあります。
J A 秋田しんせいのサキホコレ栽培研究会副会⻑で栽培に取り組む齋藤和寛さんは「量よりも質」を 重視していて、「今までにない今夏の暑さでしたが、水管理を徹底しました。暑さに強い品 種なので上場の出来」と自信たっぷり。営農指導を担当する同 J A の齋藤和重さんは「土づ くりをしているからこそある程度のあつさにはたえられます」と品質に期待を込めます。
土づくりを強化して栽培する「ひとめぼれ」と新品種「サキホコレ」。その納得のおいし いごはんで年末年始の食卓を囲んでみませんか。
量より質にこだわり、サキホコレの栽培に取り組む齋藤副会⻑(左)と J A 秋田しんせいの 齋藤さん
鳥海山のふもと、豊富な雪解け水が注ぎ込む清流に恵まれたにかほ市の田んぼ
粒感が際立ち、かむほどに甘みが広がる
秋田の新ブランド「サキホコレ」
⻑年土づくりにこだわり、
品質を進化させている「ひとめぼれ」
あつあつの料理が食べたくなる季節。甘さを蓄えた旬の大根は、家計にもうれ しい食材です。手間や時間がかかる大根をスピード技のレシピで紹介してくれ るのは、料理研究家の藤井恵さん。皮ごとカットしてレンジで火を入れることで 「大根に味を浸透させ、ふっくらおいしく炒め上がります」と話します。
三州三河みりんを使うと、味の染み込みが良くなり、上品な甘さで味わいに奥 行きがうまれ、きれいな照りも出ます。そのため根菜の煮物や炒め物がいつもよ り一層おいしく仕上がります。
忙しい時期だからこそ、しっかり食べて免疫力を上げて寒さを乗り切りまし ょう。
三州三河みりんは、こくや上品な甘みを与えるだけでなく、煮崩れも防ぐから煮物にも活躍
豚バラ大根炒め
大根 400g
豚バラ肉薄切り 150g
片栗粉 小さじ1
A
しょうゆ 小さじ1/2
酒 小さじ1/2
B
しょうゆ 大さじ1
三州三河みりん 大さじ1
豆板醤 小さじ1/2
おろしニンニク 小さじ1/2
サラダ油 大さじ1
1
大根は皮ごと 1.5cm の厚さのいちょう切りに切っておく。豚バラ肉は幅 5− 6cm に切り、A をからめておく。
2
耐熱皿に大根を入れ、ふんわりとラップをかけ、600Wで6分間加熱し、2分 そのまま蒸らす。
3
フライパンにサラダ油を熱し、2を入れて焼き色がつくまで炒め、下味をつ けた豚肉に片栗粉をまぶして炒める。
4
肉がほぐれて薄く色づき火が通ったら混ぜ合わせた B を加え、全体を炒め合わせる。
大根は皮付きのまま。大ぶりに切って⻭応えを残して。
下ゆではレンジで。スッと竹串が通れば O K。
藤井 恵さん
料理研究家・管理栄養士。
大学在学中からテレビ番組の料理アシスタントを務める。雑誌や書籍、テレビなどさまざまな分野で活躍中。
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