*栽培も出荷も厳格に定めた
新品種「サキホコレ」
「ひとめぼれ」の産地
にかほ市の豊かな土壌
J A秋田しんせい管内は、秋田を代表する「ひとめぼれ」の一大生産地。中でも県南西部に位置するにかほ市は、穏やかな気候に恵まれ、鳥海山のふもとで豊富な雪解け水が注ぎ込む米作りに最適な環境に恵まれています。
この地の「ひとめぼれ」は、日本穀物検定協会「お米の食味ランキング」で昨年度まで4年連続特A獲得とお墨付きを受けるほどの味わいで、粘りがある口当たりの良さで人気を誇っています。
鳥海山からの豊富な雪解け水に恵まれたにかほ市
鳥海山のふもとに位置するにかほ市。黄金色に実った田んぼでの稲刈り
栽培も出荷も厳格に定めた
新品種「サキホコレ」
そんな名産地で今年「サキホコレ」がデビューしました。
つやつやに輝く粒感が際立ち、かむほどにふっくらと広がる歯応えと甘み。米どころの威信をかけて誕生した「サキホコレ」は、県の定める栽培条件や土壌をクリアした地域の指定された生産者だけが栽培する厳格な条件で育てられます。
J A秋田しんせいサキホコレ栽培研究会副会長で栽培に取り組む齋藤和寛さんは「長年ひとめぼれを手掛けてきましたが、サキホコレも丁寧に育てていきたい」と熱意を傾けます。
JA秋田しんせいで営農指導を担当する齋藤和重さんは「地域や生産者を厳格にするだけでなく、出荷にまで一定の基準の品質を定めていて、自信を持ってお薦めできるブランド米になりそうです」と期待を込めます。「土づくりを強化して栽培したひとめぼれと新品種サキホコレを是非多くの人に食べてほしい」とアピールしています。
研究会の齋藤和寛副会長(右)とJ Aの齋藤さん
味を浸透させて旨みを封じ込める魔法の調味料「三州三河みりん」
なんとなく心が忙しなくなる季節。家族や親しい人を招いたホームパーティーを予定している人もいるかもしれません。そんな特別な日に、ごちそう気分が盛り上がるメニューを
考案してくれたのは、料理研究家の藤井恵さん。
こんがりとソテーしたボリュームのある肩ロース肉に、みりんの甘みに粒マスタードなどの酸味を効かせたさわやかなソースが相性抜群。ワインやごはんにも合う、おしゃれなごちそうは手軽なのにパーティー気分が盛り上がる華やかさがあります。
「砂糖やはちみつよりみりんを使った方が、素材の甘さに寄り添うようです。上品でまろやかな味わいのソースが豚肉の脂をさっぱり感じさせてくれます」と藤井さん。
みりんに含まれるアルコール分は、素材に味を浸透させる働きがあり、旨味が溶け出すのを防ぎます。だから肉や魚のくさみを抑えて素材をおいしく仕上げる効果が発揮されます。和洋中やスイーツまで、みりん使いの可能性を広げるメニューで年末の食卓を豊かに彩りましょう。
もち米の旨味がぎっしり詰まったこはく色に輝く三州三河みりん
年末年始のおうちパーティーが
盛り上がる藤井恵さんのレシピ
甘みの効いたマスタードソースが
豚肉と好相性
ポークソテー
スイートマスタードソース
豚肩ロースステーキ用(100g) 2枚
塩・こしょう少々
ソース
ニンニクのみじん切り 2片分
三州三河みりん 大さじ2
白ワインビネガー 小さじ1
粒マスタード 大さじ1
塩 小さじ1/3
バター 20g
オリーブ油 大さじ1/2
クレソン 適宜
②フライパンにオリーブ油を入れて熱し、肉を盛り付けた時に上になる面を下にして、中火で2−3分、周囲の1cmくらいが白っぽくなったらひっくり返し、再び中火で2分加熱して取り出し、ホイルをかぶせて保温しておく。
③ 同じフライパンで油をふき取り、バターとニンニクを入れ、弱火で香りが出るまで炒める。三州三河みりんと白ワインビネガー、塩、粒マスタード、休ませておいた肉から出た肉汁を加え、とろりとするまで煮詰めていく。
④皿に肉を盛り付け、ソースをかけてクレソンを添える。
肉を筋切りしたら、ぎゅっと手の甲で叩いて平くして。再び元の大きさに戻してから焼くと柔らかく仕上がる
料理研究家・管理栄養士
藤井 恵さん
大学在学中からテレビ番組の料理アシスタントを務める。
TV番組NHKきょうの料理、NHKあさイチ、日テレ系列ヒルナンデス、2003年〜2021年までキユーピー3分クッキングに出演。
毎日の献立作りに役立つ「藤井食堂」をYoutubeで配信。
藤井恵公式Youtube チャンネル「藤井食堂」
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