四季折々の表情が彩る日本には、伝統に培われた食文化や新しい技術によって生まれる味わいが各地にあふれています。
「ごはん暦」は、国産の安心と安全性で大切に作られた日本各地の“おいしい”に隠された物語をご紹介します!

目次

みえの米ブランド化推進会議

*お近くのマルヤスで豊富なラインナップ
*毎日おいしいおうちごはん ふっくらおいしい三重の米
*ミジュマルパッケージの無洗米を販売中
*SDGsにも配慮した便利な無洗米

三州三河みりん

*みりんだれの優しい甘み 身近な素材で気軽に
*薬膳コウ静子さんの簡単!薬膳レシピ「ごぼうのチャプチェ」


みえの米ブランド化推進会議

お近くのマルヤスで
豊富なラインナップ
 

三重県内に11店舗を展開している地域密着型食品スーパーの㈱マルヤスは、「地域の方々の健康で豊かな暮らしづくりのお手伝い」を基本理念に三重県産の米の取り扱いに力を入れています。取材させていただいた津市のベーシック南が丘店では、環境に配慮した無洗米など約30品目の県産米を販売。総菜コーナーのお弁当には、県産米を使用し、ボリュームたっぷりでお得な価格で人気を集めています。
三重県産米を豊富にそろえるベーシック南が丘店
おむすびの日には三重県産のお米を使った
数多くのおにぎりを展開
三重県産米を使ったボリュームたっぷりの
マルヤスのお弁当と寿司
サイズやブランドごとに約30品目
三重県産米を取り扱うベーシック南が丘店
毎日おいしいおうちごはん 
ふっくらおいしい三重の米

 三重県の米の生産は、西日本有数の生産量の「コシヒカリ」をはじめ、伊賀地域では「伊賀米」、県の開発品種「三重23号(結びの神)」などがあります。
「三重23号」のうち一定の品質基準に適合した米だけに命名される「結びの神」は、冷めてもべたつきが少ない、粒の食感がしっかりとしていることが特徴です。

ミジュマルパッケージの
無洗米を販売中

「結びの神」は、県と(株)ポケモンとの連携協定で「みえ応援ポケモン」に就任した「ミジュマル」とのコラボ商品として、特別パッケージの無洗米を販売中です。

SDGsにも配慮した便利な無洗米

 持続可能な開発目標(SDGs)の達成の取り組みとして増加しているBG無洗米は、製造時に工場からのとぎ汁の発生がなく、家庭での洗米も不要なため、環境負荷が低減できます。また炊飯時の手間が軽減でき、肌ヌカだけを取り除くため栄養素の流出や酸化による劣化が少なく、保存性が向上し、おいしさも維持できます。
 県産米の無洗米キャンペーンを実施するなど、PRや環境負荷への低減を目指し取り組んでいます。

みえの米ブランド化推進会議

T E L 059-256-5301
結びの神の炊き方、料理レシピの動画がご覧いただけます。

三州三河みりん

みりんだれの優しい甘み
身近な素材で気軽に薬膳

 料理家でもあり、国際中医薬膳師として多方面で活躍するコウ静子さん。
三州三河みりんのさまざまなレシピ考案する中で、みりんの深くてコクのある甘さを実感。普段の料理やスイーツ作りにも砂糖の代わりに気軽に使うことで奥行きのある味わいを生み出すおいしさに納得しています。

 寒い日や暖かい日を繰り返す春の到来の季節は、不調を訴える人が増え、花粉症などでのどや鼻の粘膜も敏感になりがちです。「白砂糖とは違い、みりんは分解が早いので体への負担も少なく、体調が優れない時期にはお勧め」と話します。
 今回のレシピはごぼうやせりなどをたっぷり使った韓国料理のチャプチェ。ごぼうは、解毒やかぜ予防など古くから薬膳として用いられてきた食材。香りのいいせりは、七草粥で知られる血液を浄化させる生薬の一つ。少しクセのある野菜が甘辛いタレと合わさり、牛肉のうまみで食欲が進みます。「みりんを効かせたたれを2回に分けるのがポイント。しっかりと味が含みます」とコウさん。体に優しい食材を組み合わせた韓国料理は、体にうれしい効果が期待できそうです。

コウ静子さんの簡単!薬膳レシピ
「ごぼうのチャプチェ」

せりやごぼうのクセのある素材をみりんだれが優しく包んだまろやかなチャプチェ

材料(4人分)

韓国春雨 100g

牛切り落とし肉 100g

A 合わせだれ
  しょうゆ 大さじ2
  みりん 大さじ1
  砂糖 大さじ1


酒 大さじ1
ニンニク(すりおろし) 少々

ごぼう 1本
にんじん 1本
しいたけ 4個
せり 1わ

ごま油 小さじ3
塩・コショウ 少々
白いりごま 大さじ1/2
錦糸卵 適宜

作り方

1.春雨は表示通りゆで、冷水でもみ洗いし、ザルに上げて水気をしっかりと切り、食べやすい長さに切る。

2.牛肉は大きければ食べやすく切り、石づきをのぞいて薄切りにしたしいたけとAの半量と酒、ニンニクのすりおろしを入れ、ほぐすようにもみ込んでおく。

3.ごぼうはたわしでこすり洗いし、皮つきのまま斜め薄切りにしてから細切りにする。にんじんは5cmの細切り、せりは4cm幅に切る。

4.フライパンにごま油小さじ1を熱し、にんじんを入れ、塩を振って取り出す。さらに小さじ2のごま油を入れてごぼうを炒め、しんなりしてきたらAの残りを加えて、牛肉としいたけを加えて炒め合わせる。

5.牛肉の色が変わったら①の春雨を加え、塩、コショウで調味し、にんじんを戻し入れる。最後にせりと白いりごまを加えてさっと混ぜる。錦糸卵を飾り付ける。
下味としてみりんだれの半量を牛肉としいたけにからめて

コウ静子 さん

料理家。茶人。国際中医薬膳師。料理家である母、李映林の薬膳の思想を取り入れた日々の食卓で薬膳や韓医学をみじかに感じて育つ。韓国の韓医学大学病院へ取材を行うなど造詣を深める。

季節の花や薬草をお茶や菓子に施し、自然の息遣いを感じながら暮らすことの豊かさを伝える。著書「季節に寄り添う韓国茶」(グラフィック社)
Instagram:@kohshizuko

株式会社 角谷文治郎商店

素材の風味を引き出す 三州三河みりん
ー伝統製法を守り、長期熟成ー
純もち米仕込み「三州三河みりん」 700ml 1,122円(税込)

TEL 0566ー41ー0748
www.mikawamirin.jp/