「結びの神」は、県と(株)ポケモンとの連携協定で「みえ応援ポケモン」に就任した「ミジュマル」とのコラボ商品として、特別パッケージの無洗米を販売中です。
持続可能な開発目標(SDGs)の達成の取り組みとして増加しているBG無洗米は、製造時に工場からのとぎ汁の発生がなく、家庭での洗米も不要なため、環境負荷が低減できます。また炊飯時の手間が軽減でき、肌ヌカだけを取り除くため栄養素の流出や酸化による劣化が少なく、保存性が向上し、おいしさも維持できます。
県産米の無洗米キャンペーンを実施するなど、PRや環境負荷への低減を目指し取り組んでいます。
料理家でもあり、国際中医薬膳師として多方面で活躍するコウ静子さん。
三州三河みりんのさまざまなレシピ考案する中で、みりんの深くてコクのある甘さを実感。普段の料理やスイーツ作りにも砂糖の代わりに気軽に使うことで奥行きのある味わいを生み出すおいしさに納得しています。
寒い日や暖かい日を繰り返す春の到来の季節は、不調を訴える人が増え、花粉症などでのどや鼻の粘膜も敏感になりがちです。「白砂糖とは違い、みりんは分解が早いので体への負担も少なく、体調が優れない時期にはお勧め」と話します。
今回のレシピはごぼうやせりなどをたっぷり使った韓国料理のチャプチェ。ごぼうは、解毒やかぜ予防など古くから薬膳として用いられてきた食材。香りのいいせりは、七草粥で知られる血液を浄化させる生薬の一つ。少しクセのある野菜が甘辛いタレと合わさり、牛肉のうまみで食欲が進みます。「みりんを効かせたたれを2回に分けるのがポイント。しっかりと味が含みます」とコウさん。体に優しい食材を組み合わせた韓国料理は、体にうれしい効果が期待できそうです。
韓国春雨 100g
牛切り落とし肉 100g
A 合わせだれ
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
酒 大さじ1
ニンニク(すりおろし) 少々
ごぼう 1本
にんじん 1本
しいたけ 4個
せり 1わ
ごま油 小さじ3
塩・コショウ 少々
白いりごま 大さじ1/2
錦糸卵 適宜
料理家。茶人。国際中医薬膳師。料理家である母、李映林の薬膳の思想を取り入れた日々の食卓で薬膳や韓医学をみじかに感じて育つ。韓国の韓医学大学病院へ取材を行うなど造詣を深める。
季節の花や薬草をお茶や菓子に施し、自然の息遣いを感じながら暮らすことの豊かさを伝える。著書「季節に寄り添う韓国茶」(グラフィック社)
Instagram:@kohshizuko